私が国産長期熟成生ハム(協会認証 Jクラフト生ハム) の普及に携わったのは、
とあるパーティーで1977年ころから国産豚と塩のみで
国産長期熟成生ハムを作られている方との出会いから始まりました。
当協会の前身「生ハム普及促進協会」は日本で丁寧に育てられた国産の
豚もも肉と塩のみ、食品添加物は一切加えずに12ヶ月以上長期熟成させた
国産生ハムを普及させるべく、(有)セラーノ工房 尾島 博氏らと共に
2012年4月8日に発足致しました。
当初は、生ハムの知識などを喧伝するセミナー中心の活動を致しておりましたが、
セミナー中心の活動では普及への限界を強く感じ広く国内の生ハム生産者の
ネットワーク化を目指す為に、日本全国の生ハム生産者との交流・連携、
国内養豚業をふくむ農業の発展、地域創生等も念頭に置き、2017年2月に
一般社団法人化し「一般社団法人 国産生ハム普及協会」設立。
更に生産者団体としての将来的な活動強化のため2023年4月1日より
「一般社団法人 国産生ハム協会」として活動を致しております。
より一層の普及を目指し日本全国の生ハム生産者を始めとし、食肉加工業者・
国内畜産業者・農業関係者・流通業者・飲食店関係者等の方々と連携し、
生産者団体として「Jクラフト生ハム」認証制度確立による品質向上と差別化・
更なる発展と普及・認知度及び地位向上、正しい啓蒙活動と生産者の人材育成、
養豚業をふくむ農業の発展、観光を含む地域創生等を目指して活動致しております。
日本人が古来から食べてきた美味しい食べ物は沢山あります。
一方で生まれは日本ではなくても日本の風土に溶け込み発達した美味しい食べ物も沢山あります。
一例としてチーズ、ワイン、ウイスキー、ビール等々があげられます。
Jクラフト生ハムもその一つとして目覚ましく発展しようと致しております。
5年に渡るフランスでの生活も生かし、
日本でしか出来ない、日本独自のJクラフト生ハムを
美味しく楽しく普及して行こうと思っております。
一般社団法人 国産生ハム協会
代表理事 野崎 美江(Yoshie NOZAKI)